牛窓牡蠣(カキ)の水揚げ作業

牛窓牡蠣(カキ)の垂下連

牡蠣の赤ちゃんを付着させてホタテガイを、1枚1枚ロープに通し筏から海に吊り下げます。

これを垂下連(すいかれん)と呼びます。

この筏は、栄養、風波などを考え、牡蠣の生育に最適な位置に沖出しされます。

10月以降、生育状況を見極めながら、クレーンで船に引上げます。

生育具合により、垂下連から外した牡蠣をかごに移し替え、さらに畜養することもあります。

牡蠣に付着した生き物の除去

海から揚げられた牡蠣たちには、藻や貝など、たくさんの生き物が付着しています。

たくさんの生物は、牛窓の海の豊かさを表しているようですね。

牡蠣に付着した生き物は、洗浄機などは用いず、一つひとつ人力で取り除きます。

手間はかかりますが、おいしい牡蠣をお届けするためのとても大事な作業です。

牛窓の海水をろ過し、紫外線・オゾン水殺菌された水槽で、牡蠣たちを1日過ごさせます。

大量の水を吸い込み、吐き出し、身の中の中まで、よりキレイに。

このまま、焼いてみてください。

あつあつでほんのりと塩味の汁、ぷりぷりの身の中には、ぎゅっとうまみがこもっています。

豊かな牛窓の海の恵みを、新鮮なままお届けしたいと思っています。


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